名古屋の伝統工芸品に認定されている有松絞りの技法の一つ「雁木木目絞り」の生地を贅沢に使い、クッションカバーに仕立て上げました。シンプルながらインパクト抜群。普段何気なく使うクッション。いつもは下敷きや背もたれになりがちですが、あえて”魅せる”クッションを目指しました。インテリアとしておいておけば、部屋のアクセントにもなりますし、何より来客の際に興味を引くこと間違いなしです。やわらかい、肌触りのさらっとしたクッションが主流の中、凹凸の感触は異色ですが、思わず触りたくなるユニークさがあります。形状ゆえ、背もたれのような用途には向きませんが、愛でる楽しさはあるクッションです。日本の伝統工芸を活かしながら、アロビゴコロをデザインに。全く新しいクッションです。【雁木木目絞り】伝統的な有松絞りの技法です。雁木とは、群れをなして飛んでゆく鳥、雁の列のようなジグザグの形から来ています。その形にそって木目絞り(不規則なシワが木目のように見るためです)を施ししています。一つ一つくくり、それを形状記憶させることでユニークな凹凸形状に仕上がります。産地では染物で表現されることの多いこの技法で、あえて形状を着目しました。コツコツとした手作業の積み重ねがあって初めて生まれる生地です。大量生産の時代だからこそ、見直したい地道なものづくりを感じられるアイテムです。【サイズ】45cm×45cm【素材】クモ絞りカバー：ポリエステル65％ 綿35％ クッション中材：ポリエステル100％【生産地】日本製【作り手】ツムギラボ（企画・デザイン）山上商店（生地加工）ソワイエ（縫製）※有松クモ絞りの形状は一点一点異なります。ご了承ください。