名品 鍔【重要説明あり】稀少 南北朝~室町時代か 大太刀鍔 鉄艶有 鉄味・保存極上品 最新 縦9.3㎝ 大太刀鍔 武士から継承されてきた逸品登場!

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名品 鍔【重要説明有】稀少 南北朝~室町時代か
大太刀鍔 鉄艶アリ 鉄味・保存極上 縦9.3㎝ 大太刀鍔
【重要説明】本作の特徴など主観ですがご説明となります。
まず目を引くのが戦車砲台の様な両櫃孔です。
切羽をつけると無意味な櫃孔の位置で、実践として使用できない位置や大きさである。
櫃孔とし使われたのではなく、模様(デザイン)として開けたと思われます。
この形は暫し、古金工鐔で確認でき、2021年度の特別重要刀装具展か重要刀装具展で同じ様な両櫃孔を刀剣博物館で拝見した事があります。
地鉄の模様の打付は漢字や梵字かと思い四方向から見ましたが、
漢字・梵字ではない様です。その模様は、鐔表面は縦上下に裏面は横左右に打付けてあります。
また責金を見ると明らかに時代が異なり、古い外側は32mm~33mmの刃長用かと思われ、後から付けた内側は27㎜~28㎜の刀長用と思われます。耳は時代でやや薄れておりますが、打返耳となります。
また櫃孔と四方小透しを拡大比較すると
小透しの方が彫口(開口)が古く角に丸みがあり、当初の本歌ではないかと考察する。
初代法安(室町時代)や天法(江戸時代)を疑って見たものの様相が異なります。
主観をまとめますと、
①時代の違う二種の責金、古い外側は32mm~33mm 後からの新しい内側は27㎜~28㎜
②四方小透かしが本歌で、地鉄に打込まれた模様と櫃孔は後開けと仮定すると、
鉄味から見ても、相応の時代の上がる太刀鐔が妥当な判断となるのではないでしょうか。
いずれにせよ稀少な逸品には間違いなさそうです。
縦93㎜ 横85㎜ 厚(耳)5㎜ 厚(切羽台)4㎜ ※誤差ご容赦下さいませ。

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